COLUMN

コラム

2021年7月4日

フードロスと人として

フードロス

衣食足りて礼節を知る、という故事があります。

現代においては、衣食住と言葉を換えてもよいのではないでしょうか。


この中で食は、仮に無尽蔵にお金があったとしても限界があります。

一日三食、80年生きたとして9万食弱。

もっと頑張って食べても10万食が限度ではないでしょうか。


限りある食に興味が無いのはもったいない!

個人的な意見ではありますが、食に対する比重が大きい私はそう思います。

おいしそうな食べ物の情報を得て、実際に食べて満足する、人生の楽しみでも大きい部分です。


ですがお残し、これはいけません。

出された物は、刺身のつまでも、苦手な物でもお皿をきれいにを心掛けています。


先日、お店で食事を済ませ会計に向かおうとしていた所、私の前に会計をしていたお客さんが座っていた席に、大量のお残しがあるのを見ました。

衣食住が足りて礼節が疎かに、腹立たしく残念に思いました。


お残しのお皿の内容から、好きなところだけ食べて満足したから、太るからなどの理由ですべてを食べなかったのだと私は推測しました。


世の中には衣食住の足りない人がたくさんいます。

また完成した料理を全て食べて貰おうと頑張って作ってくれた人がいます。

食材を生産し、運んでくれている人がいます。

現代では自分本位ではない、広い視野を持つ事が礼節を知る事に繋がるのではないでしょうか。

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