2021年7月4日
線引きの難しさ
スタート当初は遠い国の話のように思えた新型コロナワクチンの接種ですが、メディアでも有名人が摂取したとか、周りでも予定が組まれたなど聞くようになりいよいよ身近に、現実的になりつつあります。
既に打たれた方もいらっしゃるのでしょうか?
さて散々発信されている事ではありますが、ワクチンは万能薬ではありません。
ですが特に海外ではそう思う方が多いのか、大多数の接種後に感染対策を緩め結果、再び感染者数を増加させているとのニュースを見ます。
インフルエンザワクチン同様、あくまで重症化リスクを抑える目的の物ですから感染しなくなる訳ではありません。接種後も引き続き感染に気を付ける必要があります。
ただ、リスク軽減策が取られたのであればこれまでのような生活に戻していきたい、そんな気持ちになるのは良く分かります。
実家の高齢者が摂取したのであれば気を付けて里帰りぐらいしてもいいじゃない、とこれまで頑張ってきていた人たちであっても、そう考えてしまうのではないでしょうか?
やっぱりオンラインでは味気ないですよね。
しかしながら若年層への接種はまだまだの現状で、相手が摂取しているからと、未接種の子供や孫が帰省すると言う構図はどうなのか。
これまでの感染者数増加の要因の一つであった人が移動をする事へのリスクはどうなのか。
自身にも当てはまる事で、線引きの難しい問題です。
