「今月の住宅ローン、もう払えないかもしれない…」

そんな不安を抱えている方に、まず知っておいてほしい言葉があります。それが「任意売却（にんいばいきゃく）」です。

この記事では、「住宅ローンの返済が厳しいと感じたとき取るべき行動と選択肢」について紹介します。

放置すると「競売」へ。これは避けたい最終手段

住宅ローンの滞納を何カ月も放置してしまうと、最終的には「競売」にかけられてしまいます。競売とは、裁判所の手続きによって自宅が強制的に売られてしまう制度。しかも、市場価格よりも安く、他人の手に渡ってしまう可能性が非常に高いのです。「どうしていいかわからず時間だけが過ぎてしまった」方がこの状況に陥ることが多いようです。

実は「任意売却」という道がある

一方、ローンの返済が厳しくなった時点で金融機関と話し合い、「任意売却」という形で家を売る方法があります。これは、所有者が自分の意思で不動産業者を通じて家を売却するもので、競売よりもメリットが多いのが特徴です。

たとえローン残高より安い価格でしか売れなくても、金融機関が合意すれば売却は可能。さらに、売却後のローン返済についても、無理のない分割などの交渉ができることがあります。

任意売却を選ぶ人が増えている理由

近年、任意売却は以前に比べて一般的な選択肢になってきています。理由は以下のようなものです：

• ・家を売った後の生活を立て直しやすい

• ・精神的負担が少ない

• ・競売のように周囲に事情が知られにくい

• ・無理な返済ではなく、再スタートが切れる可能性がある

「払えなくなった＝終わり」ではなく、「払えなくなった＝選択の時」なのです。

誰に相談するべきか？

任意売却を検討する際には、住宅ローンに詳しい不動産会社や弁護士、または任意売却専門の相談窓口に相談するのが安心です。

大切なのは、「相談が早ければ早いほど選択肢が多くなる」ということ。競売の通知が届く前に動ければ、より良い形での解決が見込めます。

最後に

任意売却と競売は、どちらも「不動産を手放す」という点では同じですが、その過程と結果は大きく異なります。住宅ローンの返済が厳しくなったと感じたら、早めに相談することが大切です。株式会社ネクスト住宅販売へのお問い合わせをお待ちしております。