2025年6月6日
事業許可停止の衝撃度

日本郵便の配送トラック2500台が事業許可停止となりました。
主に原因は点呼記録の改ざんに拠る所で、処分レベルは一番重いようです。
ただ現在はあくまで配送トラックに限っての措置で、
軽自動車に対しても処分が下される可能性が残っており、
ここにメスが入るとさらなる影響が出そうです。
街中で日本郵便のトラックを見る機会はそれほど多くなく、
それ程影響があるものかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
トラックは局間の配送に使われているため、一般市民の目に留まりにくいだけであり、
局間の配送に支障が出るとしわ寄せは利用者に来ます。
ここに軽自動車、バイクへも影響が出るとなると、
これまで通りの郵送が出来ず、配送そのものが成り立たなくなるかもしれません。
決め事が守られない事自体が悪いとはいえ、それが行える環境があったのか。
慣例を変えられる土壌があったのか、労働環境としての改善はあったのか。
また一元に労働環境を整備する事が果たして世の中を良くすることになるのか、
一定度以上働きたい、また働ける人もいるのではないでしょうか?
管理が難しいとはいえ、環境によってノルマを変え、労働時間を柔軟にするなどの必要があるのでしょう。
人力では既存のデータの集積、活用が難しくとも、近年はAIの活用が活発になってきており、
導入するコストは発揮されるパフォーマンスよりも少なくできると思われます。
外から無責任な発言と思われる事は承知の上で、日本の将来のため、大きく改革をして貰いたいです。