任意売却の注意点

任意売却の注意点とは?後悔しないために知っておくべきポイント
住宅ローンの返済が難しくなったときに検討される方法のひとつが「任意売却」です。
競売に比べて有利に進められるケースが多いですが、正しく理解していないと後で後悔することもあります。ここでは、任意売却の注意点を整理してお伝えします。
1. 任意売却には「期限」がある
任意売却はいつでもできるわけではありません。金融機関から督促が進み、裁判所を通じた「競売開始決定通知」が届いてからでは選択肢が限られてしまいます。
特に競売の開札日が近づくと任意売却はほぼ不可能になるため、早めの相談が大切です。
2. 債権者の同意が必要
任意売却は、住宅ローンを貸している金融機関や保証会社の「同意」がなければ成立しません。
複数の金融機関から借り入れがある場合、それぞれの調整も必要になります。債権者との交渉力が成功のカギとなります。
3. 引っ越し費用は必ず出るとは限らない
任意売却では、債権者が一定の引っ越し費用を認めてくれる場合があります。ただし、金額は状況によって異なり、必ず支給されるとは限りません。
「引っ越し代が出るから安心」と思い込まず、事前に確認しておくことが大切です。
4. 売却後も残債が残る可能性
任意売却をしても、売却価格がローン残高に届かなければ「残債」が残ります。
ただし、競売に比べて高値で売れる傾向があるため、残債が少なくなる点がメリットです。残債の返済条件についても金融機関と相談する必要があります。
5. 信頼できる専門家に相談すること
任意売却は、一般的な不動産売却よりも複雑です。債権者との交渉やスケジュール調整が必要なため、経験のある不動産会社に相談することが成功の近道です。
地域の相場や銀行の対応事情に詳しい会社を選ぶことをおすすめします。
まとめ
任意売却は「競売を避けるための有効な方法」ですが、期限・債権者の同意・残債処理などに注意が必要です。
早めに専門家へ相談し、無理のない生活再建のための第一歩を踏み出しましょう。
ぜひ株式会社ネクスト住宅販売へご相談ください。