任意売却で自宅を売るとき、整理整頓や清掃は必要?
任意売却では、通常の不動産売却と同じように内覧(購入希望者が家の中を見ること)が行われることがあります。
そのため「家の掃除や整理はした方がいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、任意売却における整理整頓・清掃のメリットとデメリットをご紹介します。
整理整頓・清掃をするメリット
1. 印象が良くなり、売却につながりやすい
人は「第一印象」で判断するものです。
同じ条件の家でも、片付いている家と散らかっている家では、購入希望者の印象が大きく変わります。
「ここなら住めそうだな」と感じてもらえれば、前向きな検討につながります。
2. 市場価格に近い金額で売れやすい
任意売却は競売と違い、市場に近い価格での売却を目指せる方法です。
部屋がきれいだと内覧者の評価が上がり、結果的に高めの金額で売れる可能性も広がります。
3. 引っ越し準備がスムーズになる
掃除や片付けをしておくと、引っ越しのときに荷物整理が楽になります。
「不要品をまとめて処分しておいたおかげで、引っ越し費用が安くなった」というケースもあります。
整理整頓・清掃をするデメリット
1. 心身の負担になる
住宅ローン返済の悩みを抱えながら掃除や片付けをするのは大変です。
「売らなければならない」という気持ちが重く、精神的にも負担を感じる方が少なくありません。
2. 費用がかかる場合がある
業者にハウスクリーニングや不用品処分を依頼すると、それなりの費用が発生します。
任意売却をする状況では資金的に余裕がないケースもあるので状況にあった選択をする方が良いでしょう。
3. 必ずしもきれいでなくても売れる
任意売却は「売主の事情があることを理解している買主」が多く、多少散らかっていても購入に進むことはあります。
そのため「完璧にきれいにしなければ売れない」というわけではありません。
まとめ
任意売却で自宅を売る際の整理整頓・清掃は 「やった方がプラスになる」 ことがあるものの、必須ではありません。
・時間や気持ちに余裕があれば、できる範囲で片付けや掃除をする
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・難しければ最低限の整理だけにとどめる
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・業者に任せる方法もある
といった柔軟な対応で十分です。
「売るために完璧に掃除しなければ」と自分を追い込むよりも、できる範囲で整えておくことが大切です。
任意売却のご相談はぜひ株式会社ネクスト住宅販売までお問い合わせください。
