住宅ローンの返済が厳しくなったとき、よく検討される選択肢として、
「任意売却」と「自己破産」があります。

どちらも「家を手放す」という点では共通していますが、影響範囲やメリット・デメリットが大きく異なります。
この記事では、それぞれの特徴と選ぶ際のポイントをご説明します。

1. 任意売却とは？

任意売却は、住宅ローンの返済が難しくなった場合に、
金融機関の同意を得て自宅を市場価格で売却する方法です。

＜主な特徴＞

• ・競売より高く売れる可能性がある

• ・引っ越し時期を調整できる

• ・売却後の残債は分割返済で相談可能

• ・信用情報への影響はあるが、自己破産ほど大きくない

任意売却は「まだローン返済の意志がある方」や「生活再建を考えている方」に向いています。

2. 自己破産とは？

自己破産は、支払い不能な状態を裁判所に申請して、
借金を帳消しにする法的手続きです。

＜主な特徴＞

• ・借金の返済義務が免除される（住宅ローン残債も対象外の場合あり）

• ・財産は原則換価される

• ・信用情報に登録される（5〜10年は新たなローンが組めない）

• ・住宅を残したまま自己破産することは原則できない

自己破産は「返済の見込みが全くない方」や「残債が大きすぎて任意売却でも解決できない方」に向いています。

3. 任意売却と自己破産の比較

4. 選ぶ際のポイント

1. 返済の見込みがあるか

   • 任意売却：返済の意志や分割返済が可能

   • 自己破産：返済は不可能と判断される場合

     
     

2. 残債や資産の状況

   • 任意売却：残債が少なければ分割返済で対応

   • 自己破産：残債が膨大で任意売却では解決できない場合

     
     

3. 再スタートの優先度

   • 任意売却：生活再建や新しい住宅の確保が比較的容易

   • 自己破産：信用情報の回復まで時間がかかる

     
     

まとめ

• ・任意売却は、返済の意志があり、生活再建を考えている方に向いており

• ・自己破産は、返済が不可能な場合や残債が大きすぎる場合の最終手段

• と言えるでしょう。重要なのことは、早めに専門家に相談して最適な手段を選ぶことです。

  ぜひ株式会社ネクスト住宅販売にご相談ください。